公会計改革―ディスクロージャーが「見える行政」をつくる価格: 1,890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 10人の共同執筆という形態から読みづらいのでは、と想像していたが各章が独立した内容になっているためそこまで不都合は感じなかった。
NPMから総務省方式改訂モデルや基準モデル、民間と自治体の違いまで幅広い論点から公会計改革を見直すことができる作品である。
全体を通して重視しているのは、副題にもあるとおり「ディスクロージャー推進による行政の見える化」であることと、執筆者が全員ディスクロージャー推進派であろうことだ。
この点に関しては2つ気になることがある。
たしかに、われわれ国民にとっては行政が見える化され |
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数字は見るな! 簿記があなたの会計力をダメにする価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:17 中身が薄い。
特に前半部分の約90ページは、「前書き」として見開き2ページぐらいにまとめて
しまった方がいいのではないか。
ただ「すべては興味と好奇心から始まる」という筆者の主張には賛成。
会計に興味と好奇心があるので、もっと他の本にもチャレンジしたい。 |
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エクセルで簿記を知らなくてもこんなに簡単に経理ができる (アスカビジネス―開いたら閉じないビジネスバインダー・シリーズ)価格: 1,575円 レビュー評価:3.5 レビュー数:3 エクセルの表計算とそれに関連して書体変更や数式設定までできるなら、この本はあんまり役立たないかもしれない。というのも、それらの表を完成するまでの説明でほとんど終わっているからである。したがって、経理のわかる人で、色々な帳簿に入力するのが苦にならない人、「手作業よりパソコンでやりたいな?」って言う人には、これで十分じゃないかと思う。
そのほか、「エクセルがある程度できるけれど、経理に関する帳簿の作り方(数式設定など)がわからない」というときにも役立つと思う。出版は2000年とふるいが、基本的にはこれで十分。他にもエクセルで経理ができると銘打った本はあるのだが、この本みたいにリング式 |
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やる気が出てくる決算書が読める魔法のステップ価格: 1,470円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 決算書の書籍を何冊も読みましたが、なんだかんだと
どれも読み終えただけというのが、正直なところでした。
ところが、この書籍は違いました。
「5つの箱」という箱を信じて、常にその箱を頭に描いて
おくだけで、確実に理解力は差がつきます。
新会社法にも対応していて、フムフムといった感じで
納得できます。
決算書の書籍っぽくないところも、好感が持てます! |
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「基準モデル」で変わる公会計―「財務4表」から「財政健全化法」まで価格: 1,995円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 いわゆる第2章モデルのわかりにくさは、B/S P/L に加えて、純資産変動計算書を作成することにある。企業会計でも、株主資産変動計算書が標準装備になりつつあるが、この本の登場で、まことに親切丁寧に純資産変動計算書について説明してくれている。この部分を読むためだけに、この本を買ってもよい。 |